明けましておめでとうございます。
昨年は、岡山芸術文化賞準グランプリ、マルセンスポーツ文化財団文化賞を受賞することができました。また、私の平成27年度日展特選を記念して真庭市が書道公演会を開催してくださいました。心より感謝申し上げます。
これらの受賞ならびに行事は新聞紙上等にも掲載され、多くの方々から祝福や激励のお言葉をいただきました。私個人にとってはもちろんのこと、書道の普及・振興という視点からもたいへんありがたいことでした。
今年度も、日本書芸院展をはじめとして書道展覧会が続きます。一作一作をしっかり書き込むこと、地道に古筆学習を積み上げることを目標に精進します。
どうぞよろしくお願いいたします。
教室生の皆さんには、自らが書を楽しむとともに、レベルアップのために、
○「正筆」「錦江」を購読し、月ごとの課題に挑戦する。 *まだ購読されていない方
○全美作展、県北書作家協会展、岡山県展、読売書法展等の書道展に積極的に出品する。
○古筆学習を始める。 *高野切第一種・第三種、関戸本古今集、寸松庵色紙等
をお勧めします。特に古筆学習では書の奥深さにふれられます。
また、書の魅力を発信するため、
○友人知人と一緒に書道展に出かけたり、書道教室に誘ったりする。
○1人・2人からでいいので、児童や一般の初心者を対象とした書道教室を開く。
*まずは、私の手本を使って指導する。
等を心がけたり考えたりしていただきたいと思います。書に興味関心を持っていても情報が得られないために機会を逸している方がたくさんいらっしゃるはずです。
具体的には教室でお話したいと思います。私はまだまだ・・・という気持ちもわかりますが、一歩を踏み出してみましょう。